『立つのってむずかしいですよ!〜片足立ちのススメ〜』
片足立ちできますか?
ほとんどの人は「できる」と言うでしょう。
そりゃあ皆さん毎日歩いていますから、その時は片足で立っていますものね。
歩くときは、ほんの一瞬片足立ちをします。
でも、もし普段問題なく立っていると思っていても、静止状態できちんと立てなかった場合、歩いた時にきちんと立てるでしょうか。
私はコンディショニングセッションで、よく片足立ちをしてもらい確認します。
よくある目をつぶって行う閉眼片足立ちではないですよ。
直立で立つというより、股関節をほんの少しだけ屈曲して(やや前傾姿勢)立ちます。
股関節は球関節です。
支えている脚の骨の付け根(大腿骨骨頭)は丸いので、支えるのが難しいのです。
丸いボールの上に重量物を載せるのって簡単ではないですよね?
こんな感じです。
丸いということは載せ方が少しずれると、まっすぐ体重がかからなくなります。
体重を片足にまっすぐかけるためには、まず重心移動がポイントとなります。
体全体が傾くようにして重心を移動してください。
動画の最初のところです。
【アクティベーション系】膝痛改善、肩コリ予防〜脚あげ健康体操〜
重心を移動したら足を少しだけ持ち上げます。
そして、足をほんの少し浮かせたら数秒そのまま保持してみてください。
動画は足上げを目的にしていますが、立つことを目的にするやり方です。
自分で股関節に体重がかかっているのを認識します。
認識をしたら一旦足を下ろします。
これを片足だけ数回繰り返してみましょう。
実施後に左右の足裏の体重のかかり方を感じてみてください。
足の裏にしっかり体重がかかっているのを感じると思います。
また、腿が床と平行になるくらいまでゆっくり目(2秒くらいで)に上げてみてください。
実施側は上げやすいのが分かると思います。
お尻や腿裏の筋肉がやわらかくなっているのでしょう。
実は片足に体重をかける→反対側の足を上げる。
この一連の動作は歩行動作につながります。
この組み合わせがきちんとできないと、きちんと歩けないのが分かりますよね?
きちんと歩けないと動きのバランスが崩れ、その崩れたバランスを無理やり補正しようとして代償運動を行い、体の使うところと使わないところをつくってしまいます。
それが続くと体は片寄り、何かしらの問題が発生しやすくなるというわけです。
実際の歩行は、さらに前方方向への移動が伴い、さらに上半身の動きも関連してきます。
というか、上半身の動きがさらに重要なんです。
私たちコンディショニングトレーナーは、その生涯においてつくらなくても良い痛みや障がいを予防させることができます。
大げさなことではなく、現実的に体は長持ちするようになります。
だって生涯使い続けることができるように生まれてきているのですから。
ケガや病気は自分でつくることが多い。
不摂生があれば病気を引き起こすでしょう。
「風邪を引く」と言いますが、自分自身で「引いて」来ているのです。
何事にも理由・原因がある。
その原因を知っている人に先回りして聞いて、発生を未然に防ぐことはある程度可能だと思っています。
片足立ちが上手くできるようになったら、少しステップアップして次のエクササイズを行ってみてください。
より、股関節に効く刺激を与えることができます!
お読みいただき、ありがとうございました。
【ちょこトレ】ひざ痛、股関節痛にオススメのプレエクササイズ〜片足ヒップトレ〜
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- 2020.03.22 Sunday
- コンディショニング
- 09:21
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- by 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】