痛みを治すという考え方

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    JUGEMテーマ:フィットネス

     

     

    先週は遠方からのお客様ラッシュでした。

     

    遠い順に、神奈川県、淡路島。

    当社は関東圏のお客様は結構いらっしゃいます。

    国外からは、タイ、ロンドン。

    遠いですね。

    なぜかわりと続くことが多いのです。

    皆さん長期休暇でもないんですけどね。

     

     

    久しぶりにお会いした方は、やはり体が結構崩れています。

    どこかを痛くしたり、ケガをしています。

    不可避的なケガはさておき、慢性的な痛みやケガはやはり生活習慣が大きく関わっています。

     

     

    立ち姿勢を観ると、以前ご指導した姿勢ではありません。

    つま先、膝の向き、腰や頭の位置が目標の基準からずれています。

    仮に基準から外れていても体の異変として問題がなければ良しとしますが、その崩れにより痛みが出ているようなら、なるべく早く改善した方がいいです。

     

     

    なんでもそうですが、基準はあくまで基準であり、多少の誤差は許容範囲です。

    血圧値だってコレステロール値だって、それぞれにバラつきがあります。

    無理に基準値に合わせようとしなくても健康に過ごしている人がたくさんいます。

    それを少し基準を超えたから投薬で無理やり下げる?

    明らかに基準値を大きく超えているなら分かりますが、

    無理をすると体は反発します

     

     

     

     

    60代の男性はふくらはぎの痛みがありました。

    ジョギングやテニスをすると、すごく痛くなってしまうようです。

    なにか特別にケガをしているわけではありません。

    でも痛くて運動できない。

    病院や治療院にも行かれてたそうです。

    でも医学上の所見は見当たらない

     

     

    ならば、

     

     

    こういう時こそ“コンディショニング”が効果的です。

     

    今まで気にしたことのなかったことが、60歳を超えてから初めて知ることになりました。

    この男性は、やはり立ち姿勢が基準から大きく外れていました。

    それで痛みが何もなければいいのですが、でも私たちはリスクを考えます。

    将来、今の負担をかけ続けているとどうなる可能性が高いか、を想像するのです。

    明らかに関節に負担がかかる姿勢や動作をされているのでしたら、少しずつ楽な方へ導きたいと考えます。

     

     

    立ち姿勢が崩れていると、動作も崩れます。

    その姿勢がベースとなって動きますので、当然です。

     

     

    ここで「動き」というものに少し触れて見たいと思います。

     

     

     

     

    2008年にコンディショニングセンターを開設した当初に書いた文章に「健康へのこだわり」があります。

    店舗では冊子にしてお配りしていますが、そこからの抜粋です。

     

    「動物の生命の源は食を求めて移動することです。食べ物を探して移動するのが当たり前の時代がありました。実際、野生動物は生きるために毎日、移動を繰り返しています。自分の足で移動しなくても食料にありつける現代社会では、動いてエネルギーを消費するという生命の根幹となるサイクルバランスを崩してしまっています。動くことは、すなわち自分の重心を移動させることです。一日じっとしていれば、エネルギー消費は抑えられますが、その必要があるでしょうか?」

     

    動物は動く物と書きますよね。

     

    「重心を移動させるためには、エネルギーと移動させるための筋力が必要になります。

    そして、さらに活動的に動くためには、心肺機能の役割が大きく、すぐに疲れてしまう人はその機能が低下している可能性があります。

    人間(動物)の生きる根本である「移動して」「食べる」こと。

    この2つの行為が出来なくなった時、人間は活力(生きる力)がなくなるのだと思います。本当の健康体とは、活力みなぎる体をいうのではないでしょうか。

     

    そして、もうひとつ重要な「移動する」ことは現代では運動という言葉に置き換えられています。私達はこの運動をこのように考えています。運動という字は、「運」と「動」という字で構成されています。「運」は運搬、運送、とハコブという意味があり、「動」は文字通りウゴクという意味です。この言葉の意味は、どちらもその場でじっとしている意味ではありません。動くこと、それは自分の重心を移動させることなのです。自分の重心を移動させることは全身の循環を伴います。これこそが、運動の本質だと考えています。」

     

     

    運動は、移動すること、そして動くこと。

    この2つが難なく出来ることが大切です。

     

     

    セッション後、60代の男性は、痛みなく歩くことができました。

    そして、以下の通り感想をいただきました。

     

    『コンディショニングというものを初めて受けて、今まで全く意識していなかったことがこんなにあるということを気づかされました。

    早速、ポイントをまとめて頂きありがとうございます。

    私も帰りの電車の中で、忘れないようにスマホに要点を書き込みしました。

    日常生活で意識する点、立ち姿勢での重心に位置、膝の向き、頭の傾きなど、気づいたときにチェックするようにします。

    また、衰えていたハムストリングや臀筋を強化する左右別々の動き(股関節に注意して)も実践してみたいと思います。』

     

     

    素晴らしく意識の高いお客様です。

     

    生きることこそ運動。

     

    だから私たちは「動物」と呼ばれている訳です。

     

    だからコンディショニングでは、動きや姿勢を観察して、

    自分の動きや姿勢を認識していただく

     

    このように取り組むと健康になれるんじゃないかなーと考えています。

     

     

    お読みいただき、ありがとうございました。

     

     

     

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