寝相は運動?

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JUGEMテーマ:フィットネス

 

 

 

 

 

 起床後にカラダがスッキリした時とイマイチ疲れが残っている状態の時ってありますよね。

これって関連はハッキリわかりませんが、「寝返り」が関わっているような気がします。

スポーツを見ていると、例えばサッカーなど、後半の体力気力共にきつい時間帯に笛が鳴って時間が止まった時に選手は腰に手を当てたり、膝に手を当てて中腰になったりしています。

 

 

 

これは一種の休息ポーズです。

 

 

 

プロの選手に限らず皆さんの運動時でもそうだし、運動でなくても長い時間ショッピングで歩き回った後など、椅子にもたれかかったり、こうべを垂れたり、独自の休息ポーズをすると思います。

それって、カラダを楽にしたいというポーズなんだと思います。

自分にとって一番楽になるよう緩める行動パターンなのです。

 

それは無意識的に行うことがほとんどです。

だから、休むポーズはこれっ!て決まっているわけではなく、人それぞれなのです。

長時間パソコンに向かっていると、あくびが出たり、手を後ろにして伸びをしたりします。

椅子の上で胡坐をかいたり、貧乏ゆすりをする人もいるでしょう。

ため息や深呼吸もそうです。

 

人前だと大きなあくびが出来ないことや貧乏ゆすりをすると嫌がられることもあるかもしれません。

でもこれ実は本能からくる“しぐさ”で、自分で身体の緊張をとるための調整運動なんですね。

 

 

 

私達コンディショニングトレーナーは、体の悪癖を直そうとします。

でも、それが果たして悪癖なのかどうかを見分けなければなりません。

 

 

背中が丸いから、真っ直ぐする?

内股だから悪い?

ため息は幸せが逃げる?

 

 

 

 

すべて意味を考えて指導することが大事だなと思います。

それは、一時的なカラダの調整運動なのか

カラダに染みついた悪癖なのか

何が良くて悪いということだけではないのです。

 

 

 

そうやって、人間のカラダは自然に治して行くものなんだなと思います。

 

 

ただ、いつも同じ姿勢や動作を繰り返すことには注意が必要です。

片寄りは体を負のサイクルへ引き込んで行きますからね。

 

 

それで、冒頭の「寝返り」についてですが、昼間よく動く子供は夜寝返りをよく打ちます。

反対に高齢者は寝返りをあまり打たず、静かに寝ている印象です。

 

つまり、寝返りと言うのはカラダが自然に行っている調整運動なのです。

昼間は活発に動いて使った筋肉や関節を、夜寝返りを打ちながら調整して元の自然な状態に戻して行く。

だから昼間よく動く子供は寝返りをたくさん打ち、反対に昼間あまり動かない高齢者は静かに寝ているのだと思います。

高齢者を指導していて分かるのは、カラダの硬い人はあまり寝返りを打たないということです。

 

 

よく、

「どんな姿勢で寝ていますか?」

と訊くと、

「仰向け」

と返ってきます。

「ずっと仰向けですか?」

の問いに、

「はい」

 

 

 

(えーーーー!そんなはずないでしょう。それって仮死状態!?)

と思いますが、寝ている間は分からないだろうし、おそらく少しは寝相を打っているでしょう。

 

 

でもそんなやり取りも一度や二度ではありません。

おそらく、そういう人は寝相が良いのが良い(何が良いのか?)と思っているのかもしれません。

 

 

何はともあれ、寝返りを始め、体が自然に行う“しぐさ”にもっと注意を向けてみると面白いです。

「あれっ!自然と体を丸めてた」

「首を後ろに反らしたい」(空を、天井を見たい)

「脚を組んでる」

「カラダをユサユサと左右に揺らしている」

これらは身体を自然体に戻すための調整運動かもしれません。

その行為に意識を向けることでカラダの反応が良くなりますよ。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

いくつかカラダをリラックスさせる調整運動をピックアップしました。

隙間時間にちょこっとやってみてください。

一所懸命やりすぎないことがカラダを調整するコツです。

 

 

 

『骨盤の緊張や疲れをとる調整運動』

 

 

 

『体が捻じれやすい人におススメの調整運動』

 

 

 

『呼吸が浅い人におススメの調整運動』

胸が開いて呼吸がしやすくなります。特に就寝前におススメ!

 

 

 

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