GOKIGENはGENKIをつくる!〔ご機嫌は元気をつくる!〕

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    JUGEMテーマ:フィットネス

     

     

    ご覧いただき、ありがとうございます。

     

     

     

     

    日々の指導で気づくことは、多くの人の感覚が鈍いと言うこと。いや、鈍いのではなくて感じにくくなっていると言った方が適切です。

     

    普段取っている姿勢が曲がっているけど、いつもその姿勢ならそれがその人にとっての自然な姿勢となります。

    真直ぐの姿勢を知らないから比べようがない。

     

    これが鈍いと錯覚させます。

     

     

    自分の姿勢がどんな状態なのか、どう変わったのか、どう動かしているのか、分からない人はたくさんいます。

    座ったまま脚を持ち上げると膝が内側に入って行くのを、鏡をみてもわからないという人はいます。

    自分がどう変わって、どんな感覚なのかを認識しないと身体は変わりません。

     

     

    “慣れという悪癖”は心身の感覚を鈍くさせます。

     

     

    感覚が鈍いのが問題ではなく、慣れていることに問題をみるところが大事だと思います。

     

     

    私の指導でも同じで、マニュアル的に仕事をすると感覚が鈍ります。

    自分の脳や体への刺激が一定の水準で留まるからです。

    新鮮な空気を吸うと気持ちがいいのと同じように、一回一回クライアントの体の状態を感じ、対応して行くことが慣れを防ぎ新鮮な発想を生むきっかけをつくります。

    このような姿勢は、

    常に“知識や技術をアップデートする意識”を持つことで維持できると思います。

    慣れは一度壊さないと新たなものを再構築できません。

     

     

    先日、ご紹介で初めてご来店された高齢女性の息子さんから、セッション後にこんな感想を頂戴しました。

     

     

    『本人と話しましたが、とっても喜んでおりました 今まで、色んな所に行ったりしてましたが、いまいち改善せず。今回、初めて両足にしっかり体重が乗って身体が軽い感じが実感出来る。と、ご機嫌でした!

    何より身体の使い方を根本から改善し、コンディションを整えて行くという考え方に共感を覚えたようで、熱心に話してました。次回までに少しでもいい方向になる様に努力しますと張り切っているようです。

    今後とも、親子共々ご指導のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m』

     

     

     

    親子共々という所が嬉しいです。

    実は私のクライアントでは、親子で指導させていただいてる数が多いのです。

    おそらく、これだけの数の親子を指導しているパーソナルトレーナーはあまりいないんじゃないかなと思っています。

     

    この感想からはいくつか本質的な意味が読み取れます。

     

     

     

    このもうすぐ古希(数え年70歳)を迎えるこのお客様は、これまで数多くの腰痛?を経験しています。

    ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、今まで医師に診断されたようです。

    そんなことから色々な所へ行っていたそうですが、

    文中にある「初めて両足にしっかりと体重がのった」という部分に要点があります。

     

     

     

    今まで感じなかったことが、

                       初めて感じられた。

     

     

     

    習慣で慣れていた右足に体重を掛けていなかったことを感じられた。

    この方は右足に体重が掛っていないことが、鈍くて分からなかったのではなく、掛けたくてもどう掛ければいいか分からなかった、のです。

     

    つまり、左足に多くの体重を掛けることに慣れてそれが自然な姿勢になり、それを直すことが出来なかった。

    でも、初めてのセッションで慣れから逃れることが出来た。

     

     

    この認識は大きいんですよ。

     

     

    日々の生活で注意を怠ると、また元の左重心に戻るかもしれませんが、この方は違います。

    「身体の使い方を根本から改善して、コンディショニングして行く」理解をされました。

     

    そして、

    「少しでも良い方向になる様に努力します」ともおっしゃっています。

    この取り組みは、まさに“知識や技術をアップデートする意識”で、“慣れという悪癖”を改善するための姿勢なのです。

     

     

    このような意識を持っていただけると、私たちのセッションがさらに効果的になります。

    やはり他人まかせで、「治してくれよー」の姿勢では、“慣れという悪癖”を取り払うことはできません。

    私たちは、身体を良いコンディションにするためにやるべきことを抽出して、それを実行し、その結果を見て考える、そのプロセスでグッドコンディションを目指しています。

     

     

    それには、指導しただけでは不十分です。

    そこにクライアントとの共同作業が生まれるのです。

     

     

    コンディショニングはお客様との共同作業。

    本質的に身体を健康にするには、日々移り変わる体調に二人三脚で臨む姿勢を持って仕事をしています。

    世の中にこれだけやれば良いとか、これだけ食べれば健康になるとかは無いし、体の痛みの原因も1つや2つじゃないし、体内や心の状態は常に変わります。

    だから、その場その時に応じた対応がコンディショニングの心髄だと思います。

     

     

    上記のクライアントには、直接的な腰へのアプローチはしていません。

    仙腸関節には間接的にアプローチしましたが、他には足首、手首、首、肩、肩甲骨、肋骨、胸椎です。

    筋肉、関節、靭帯、血流、リンパ、などに意識をして動いていただきました。

     

     

    このブログで何度も書いていますが、コンディショニングの基本は自然に立つことです。

    「身体の使い方を根本から改善し、コンディションを整えて行く」というお客様にご共感いただいた言葉を実践するには、まず自然に立てるようになることです。

     

     

    お読みいただき、ありがとうございました。

     

     

     

     

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