あなたの運動は生活を豊かにしてくれますか
JUGEMテーマ:フィットネス
ご覧いただき、ありがとうございます。
先日、ご紹介でご来店いただいた60代女性のお客様のセッションで、改めて楽に動くことの重要性を確認しました。
夏頃、右膝に痛みを呈し、病院では「軟骨がすり減っている」と言われ、水抜き注射、ヒアルロン酸注射の処置と痛み止め薬と湿布薬の処方で少しずつ痛みは治まってきましたが、歩行が困難でありました。
ご来店時にはだいぶ歩けるようになっていましたが、どうも歩き方がおかしい。
患部の右脚は全体的にむくんでいました。
膝が少し捻じれていたので、直してから膝の構造通りに動かしてみると痛みはない。深く曲げて軽く力を加えても大丈夫でした。
「これもう大丈夫だと思います。」
そうお伝えして膝の使い方、立ちしゃがみ、歩き方の指導をしました。
どんな人でも指導しますが、立ち姿勢も独特でしたので直しました。
立ちしゃがみ動作では、適切なやり方をご指導すると、怖さはあるものの全く問題なくできました。
その時、「あー楽ね!」とひと言。
そして歩き方では、「えっ!こんなに楽なの?」と再度「楽」とこぼされました。
60代にして初めて教わった“楽な歩き方”を知った時には思わず笑みが出ていました。
今までメディアで発信される正しいとされる歩き方をしていたとのことですが、この正しいが問題です。
私たちは正しいと聞くと、それが一番優れたもののように受け取ってしまいがちですが、正しいとされることは、視点が変わればある人にとっては間違っていることがあります。
昭和の教育は現在まで、正解を求めることを覚えさせられてきました。
数学の問題ならひとつの正解を求めることは正しいのですが、社会はそうではありません。
色々な条件や目的がありますので、万人に正しいとされるものには注意を払う必要があります。
特に健康に関する知識や実際についての価値観は多様化しています。
正解はその人により異なると言うことです。
だから、その人を見ないで「これが正しいのです。」というのは、おかしいと言うことが分かります。
60代のお客様の立ち方、膝の使い方、歩き方を見て、適切なアドバイス・指導をしたから笑顔が頂けたのだと思います。
下記に楽に生活するためのアドバイスをいくつかご紹介します。
こちらは多くに人に当てはまりますので、多くの人の「正しい」になるかと思います。
正しくなければ痛みや不快感で体が教えてくれます。
そんな時は無理をせずに痛みや不快感のない範囲で行い、下記の関節痛改善運動教室にお越しください。きっと、あなたの生活を豊かにする運動を知ることが出来ます。
肩腰膝「改善運動教室」
http://tfc.tokyo/free/kaizen-motion
◇脚を高く上げる
日常生活では、ももを床と平行以上に上げる場面が少ない。
立った状態から高く上げることで、腸腰筋を始め股関節周りの筋肉を大きく動かすことになります。お尻や腰のストレッチにもなります。
◇能動的な呼吸を行う
多くの人が無意識に浅い呼吸になってしまっています。呼吸が浅いと肋骨周囲が硬くなり、肩、腰の様々な問題に発展します。
最近は特に鼻呼吸が感染予防にも良いと言うことで広く推奨されています。
まずは、鼻でも口でも沢山呼吸しましょう。
◇深くしゃがむ
当社では声を大にして提唱している動作。
ひと昔前は日常生活で頻繁にやっていた動作で、現代人がやらなくなった動作の代表みたいなものです。
◇背骨を丸める
これも当社ならではの指導の代表のひとつ。
背すじを伸ばす姿勢を多く取らせる(教育?)の中で丸めることの重要性は人間の進化の過程を学ぶと気づける生き物にとって大切な機能です。ただそれこそ正しく(適切に)行うことで効果が出ますので、動画をよく見て行ってください。立っても可能です。
◇笑う!
能動的な呼吸と重なるところがありますが、笑うことは精神面のケアに効果的です。また免疫力を数倍にも高めることがわかっています。笑いたい気分でなくても、青空を見上げながら笑うアクションを起こすだけも自律神経を調整することができます。
https://bokete.jp/boke/55988612
お読みいただき、ありがとうございました。
〜「いま知ってよかった」がここにある〜
将来の健康をつくる専門店
トータルフィットネス・コンディショニングセンター
- 2017.10.29 Sunday
- 健康
- 11:11
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- by 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】