動作の癖は脳の癖!?

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    JUGEMテーマ:フィットネス

     

     

    ご覧いただき、ありがとうございます。

     

    コンディショニングセッションでは、(一般にパーソナルトレーニングといいます)お客様に動作をご指導します。

     

     

    何をするにしても動作がおかしいと上手くできません。

     

    そして、そのおかしい動作はカラダへの負担を増やします。

    それらの動作は日々の生活で繰り返しているので、癖になっています。

    自分の癖って、なかなか分かりにくいものですよね。

    客観的に指摘され、初めて分かることもたくさんあります。

     

     

     

     

     

    例えば、首や肩が張っているという人。腰がかたい人。

    このような人は、動作の癖でそこに問題が出ているのですが、なぜなのかは専門家でないとわかりません。

    いくら問題の箇所にアプローチしても対症的。

     

     

    いつもの癖が直らない限り、同じ箇所が張ってきたり、かたくなってくるのです。

    腰がかたい人は、腰だけかたくしているわけではありません。

    その上の背中や首の使い方、また肩甲骨や肋骨の動かし方で結果的に腰がかたく感じてる。

    このようなことは多くみられます。

     

     

    よく背筋を伸ばし、胸を張って、きれいな姿勢をとりましょう!

    と、カラダをより真っ直ぐにさせることを指導するのをみます。雑誌やネットでも多いですね。

    背骨はピン!と真っ直ぐではありません。

    S字型にカーブしているのです。

     

     

    その骨組みの形を無視して、ピン!と伸ばそうとすれば、筋肉の力を使うことになります。

     

     

    筋肉を使えば疲労します。

     

     

    仮に背筋を伸ばすのが、筋肉疲労、エネルギー消費が目的ならいいのですが、誰も好んで疲れたくないと思います。

     

     

    以前、テレビ中継のあるボクシングの試合観戦に行った時に、有名女子アナウンサーがリングサイドに座っていたので、時々見ていたのですが(容姿端麗なので。いや姿勢や様子を見ていたのもあります)、背筋をピン!と伸ばしてアゴを引き、長いこと座っていました。

     

    沢山の人に見られていますから、やはりきちんとしないといけないんでしょうね。

    でも時々首を回したり、肩を触る仕草も見てしまったんです。

     

     

    「○○パン辛そうだなー」

     

     

    そう思いました。

    あれだけ筋肉に力を入れていると、そりゃあ疲れます。

    本来は少し丸いのが背中の形状ですから。

    ある意味、○○パンはその姿勢が癖なんですね。

     

    たぶん自宅では、どっと力を抜き丸くなっていると思います。

    ところが、頑張って力を入れた筋肉は、その周りの組織も一緒にかたくしてしまうから、簡単にやわらかくならないんです。

    それに背中をピン!としている時間が長いので、脳内ではそちらの癖が優先され、丸めようとはしなくなるみたいです。

     

     

    ある意味、脳の癖なんです。

     

     

    だからこの脳のかたまった癖をやわらかくしないといけないんですね。

    カラダの負担を減らしたやわらかい動作を体験して、脳に認識させ、こういう癖もつくってください!

    とわかってもらわないと癖の改善は難しいのです。

     

     

    ただ姿勢や動作を真似しても表面的な形づくりでしかないんですね。

    カラダのどこかがかたい、張る、痛む場合は、動作の癖が影響していると思って、癖の改善をするための取り組みを今のうちにしておきましょう。

     

    お読みいただき、ありがとうございました。

     

     

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