しつこいようですが、言い続けます
ご覧いただき、ありがとうございます。
私のお客様には、体の様々な問題を抱える方が多くいらっしゃいます。
その中でも特に多いのが、膝、腰の不調でしょうか。
肩こりを訴える人も多いのですが、肩こりは適切な姿勢をして過ごし、適切に肩に関わる関節や筋肉を動かせば比較的すぐに問題がなくなります。
「あれっ、そういえば肩こりがなくなってる!?」なんてこともしばしば。
肩は問題がその上にある頭部が大きく関係しますので、その部分の操作を上手くやればすみます。
けれども、腰や膝はその上に載っている重量物が重いので、負担が大きくなる部位なのです。
日中活動しているときは、常に肩よりも大きな負担を強いられている腰や膝。
だからこそ、その活用法にはより注意を払わなければなりません。
コンディショニングセッションでは動きの重要性を指導するのですが、相手は自分の体だけれどもそこがなかなか上手に動かすことができません。
マンツーマン指導中は繰り返しあれこれやり取りしながら、できるようになります。
けれども、セッションが終わりお帰りになる時、ついいつもの癖!が出てしまいます。
そんな時は、「あっ足!」とか「ほらさっきやった動作で屈んでください」と再度ご指導します。
お会計時にバッグへ手を入れる動作や靴を履くときは、動作チェックのチャンスです。
私はお客様が店内を後にした後姿を追ってまでみています。
人は無意識時にどんな動作をしているかわかりません。
脳が目的の動作を行うことにフォーカスされてしまうからです。
だから動作というのは、セッションで覚えても生活動作に役立てなければ絵に描いた餅です。
楽に負担なく屈む動作を覚えたら、生活の中でしゃがむ前にひと息(呼気)します。
そしてしゃがむ動作をイメージしたら、その動作をゆっくり行います。
慣れない動作を覚える過程では、ゆっくり繰り返すことが大切です。
ゴルフ界を今季で引退する宮里藍選手は、自身のドライバースイングをゆっくりゆっくりと行います。
自分のスイングをイメージと実際を合わせるように行うことで確認しているのです。
彼女はショットの精度が高いことで知られていますから、スロースイングの効果も出ているのだと思います。
何かと慌ただしい毎日ですから、そんなにいちいち確認してられないよ。という方もおられるかもしれません。
ただ、その確認1つが将来の自分の健康をつくるとしたら、こんなに簡単な健康法はないと思うんです。
日々の軽い負荷が将来のケガや不具合をつくってしまう。
だったら、それを改善すれば余計な負荷はなくなります。
皆さんの体は生涯をかけて消耗して行きます。
世の中には人口の良いものがあるからそうなったら頼ればいい。
例えば、人工関節。
良いもの?
取り換えればいい?
そう思える人はいいですが、多くの人が「そうはなりたくない」と思うのでは?
「より軽くスムーズな動きを実現!コバルト・クロム・チタンなど、様々な合金であなたの股関節が生まれ変わる!」なんてコマーシャルがあったらどう感じますか?
自分自身で、しかもちょっとした努力でできるのです。
ただし、関節の動きの本質を知る必要があります。
そのような知識は専門家にアウトソーシングすることが効率的です。
それをお客様にお伝えするために私は日々勉強しているのですから。
だから、お客様にうるさがられても私は体が消耗する動作をご指摘します。
そして、動作改善のためにできるアドバイスをお客様ができるようになるまで、幾通りもの手段・方法で改善に導きます。
重要なアライメントの動画(骨の配列)
動画では開脚していますが、脚の幅に関係なく動画の通りアライメントを揃えて立ちしゃがみしましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=nmmXnqYtwHc
お読みいただき、ありがとうございました。
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トータルフィットネス・コンディショニングセンター
- 2017.08.21 Monday
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- 12:00
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- by 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】