驚きました
JUGEMテーマ:フィットネス
ご覧いただきありがとうございます。
これは女性のお客様とのある会話から、とても驚いたことをお話します。
それは、しゃがむ(屈む)ということについて。
私「1日の中で何度もしゃがんだり、前屈みになったりするじゃないですか〜」
お客様「え〜全然しませんよ〜」
私「でも顔洗ったり、靴履いたりするときは屈みますよね?」
お客様「いや〜それぐらいだし、靴は1度履いたら帰るまでそのままだから」
私「ほら床に落ちたものを拾ったりしますよね?」
お客様「全然しない〜」
私「・・・」
これ以上会話はできませんでした。
このお客様は仕事もほぼ座ったまま、途中で立ったり、歩いたりすることもあるようですが、ほとんどが座っているようです。
あとは通勤で歩いたり、階段を使ったり?(これはわかりませんが)するくらいですね。
細かくは知りませんが、このお客様は自宅で椅子の生活だと思われます。
寝るのはベッドですから、床に近いところまでお尻を近づける機会がほとんどないのです。
(寝る時は椅子に座るようにベッドに入り、お尻をベッドにつけたまま寝てしまいますから)
・・・
この事実は私の仕事上、衝撃的な出来事でした。
つまり、重力下で股関節を深く曲げることがない!
ベッドに入ったときは1度座り、いわゆる体育座りみたいな格好に1度はなるかもしれませんが、股関節への重力負荷はありません。
専門的に書くとオープンキネティックチェーン(足裏が床について体重が掛かっていない)の動作だからです。
ということはです。
丸1日を通し、股関節を深く曲げるストレッチ動作をほとんどしないということなんです。
私はコンディショニングトレーナーという立場から、その重要性を十分にわかっていますから、毎日毎日お尻を如何に床に近づけるか、ということを意識しています。
何度も腰を下ろせば、腰、お尻、もも裏、ふくらはぎの筋肉がストレッチされ、柔軟性を保てるからです。
そんなことから、私はなるべく床に座る生活をしていますし、なるべく床のものを拾ったり、屈む動作をするときは、できるだけ深くしゃがむようにしています。
生活でも仕事でも意識しています。
おかげでストレッチングと呼ばれるものはほとんど行いませんが、立位で膝を曲げずに床に手のひらをピッタリつけることができます。
股関節は私たち人も四つん這いだったころの名残があり、深く曲がるようになっていて、しかも筋肉や靭帯は捻れてついているものが多いのです。
だから、先のお客様のように深く曲げて、しかも自分の体重の負荷を掛けないと、どんどん弱くなり、硬くなっていくのです。
ほんとうにナチュラルにやわらかい子供は、いとも簡単にお尻を床に近づけてしゃがみます。
このことは、私に良い教訓となりました。
時代は変化し、ほんの半世紀ほど前には私たち日本人は床に座る生活をしていたのですが、生活様式はすっかり欧米化し、床とは足裏を接地するだけの生活をする人がいるということ。
正座したり、お尻を床につける動作をしない人が増えていると予想されること。
股関節を深く曲げなければ、体は退化します。
体は使わない機能は必要ないと判断し、その機能は低下し、やがて失われるのです。
実際にそのお客様はハムストリングスを始め、前屈動作が硬いのです。
もっともっと警鐘を鳴らしていかないといけないと思いました。
開脚や前屈するための How To 本が売れるわけとも少し関係しているかもしれません。
日々使っていないから、あえて開脚する必要があるのかもしれません。
私がパーソナルトレーナーを始めた16年前から指導で実施してきた「四股立ち」
日常でそんなにしゃがまない!
という人にオススメします。
動画
https://www.youtube.com/watch?v=nmmXnqYtwHc
開脚が硬い人向けバージョン↓
『お尻を床に近づけるディープスクワット』↓
お読みいただきありがとうございました。
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- 2017.07.23 Sunday
- 健康
- 18:47
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- by 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】