自分にウソはつかない

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    JUGEMテーマ:フィットネス

     

     

    新年最初のブログです。

    今年も本橋ブログ「健康礼讃」とトータルフィットネスをよろしくお願い申し上げます。

     

     

     

    さて、新しい年に当たり、今年のテーマなるものを書きたいと思いました。

    世の中には素晴らしい素質や才能を持った人がいます。

    囲碁界で日本最強の井山裕太九段。

    将棋界で数々の記録を残した藤井聡太七段。

    彼らは若くしてその才能を開花させています。

    何の世界でも、どんな人でもそれぞれに自分自身の才能を発揮する機会はあるはずです。

    別に表舞台に出なくてもいい。

    自分の生命力を使う場というのがあるはずです。

    結果が全てという考えがありますが、別に結果だけが重要と言うことではありません。

    スポーツやビジネスなどそういう世界もありますが、

    「何をやったか」「どうやったか」は意義が大きいと思っています。

     

     

     

    その生命力を使う時に元気じゃなかったらどうでしょうか。

    何をどうやるかというプロセスの場面で、自分の力が発揮できる状態が必要です。

    女優でユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが仰っていたのですが、

     

     

     

     

     

    「どんなに才能があっても、

               結局、元気でなきゃだめ」

     

     

     

    という言葉があります。

     

     

     

    健康に豊かに生きるための本質です。

     

     

     

    一生懸命に仕事をしますが、疲労が重なり、姿勢が傾き、腰痛を起こす。

    自分自身の体が傾いているが分からなくなる。

    ある日、痛みを感じ、初めて自分の体の異変に気づく。

    こういう人は多いと思います。(実際に昨年末駆け込みでご来店されたお客様もそうでした)

     

     

    仕事をするプロセスでは、

    「ああ、今日は仕事が億劫だな」

    と思うことがあったかもしれません。

    「やりたくないな」

    そう思いながらやった仕事があるかもしれません。

    そのような気持ちで仕事をしていると、身体にはダメージを与えてしまいます。

     

    本心では本当にやりたい仕事かもしれません。

    でも疲労が強ければ、体は休みたいと訴えるはずです。

    だから、「億劫だな」「嫌だな」と少しでも思ってしまう。

    でも、大人だからそれを表面には出さずに仕事します。

    何も仕事に限りません。

    人付き合いなどもそうです。

     

     

     

     

     

    病気、ケガ、痛みは、こうした“自分にウソをつく”ことから起こることがあります。

    自分の意に反したことを続けていると、体にダメージを与えます。

    楽しいこと、夢中になることって心と体が一体化しているから時間を忘れますよね。

    対してやりたくないこと、気がすすまないことは、時間の経過が遅く感じる。

    時間は皆平等に進みますからね。

    完全に個々の感覚です。

     

     

     

     

     

    痛みがなかなか良くならない人の特徴として、痛い所を動かさないことがみられます。

    痛いから動かせるはずないじゃないかー

    という人もいると思いますが、

    ホントに痛い時は、体が止まります。

    でも、痛いけど何となく動かせるなー

    という所を動かさないのです。

    先に脳が「そこまで動かすと痛むよ」とブレーキ信号を発します。

    だから、動かさない方が痛くない。

    そこまで動かすと痛いんじゃないか。

    動かしたくない。

    となり、治りが遅いのです。

     

     

     

     

     

    体の組織は、自然な状態にすれば痛みがなくなります

    その自然な状態から不自然な状態に片寄ったから痛みが出るし、不自然なままだから治りが遅いのです。

    痛いところは自然な状態へと近づけるべく動かして行くことが大切で、痛いから動かしたくないと言って、自然に戻そうとしないのは“自分にウソをつく”ことなのです。

    どこかに痛みがあると、変な動きをしますね。

    つまりそれを代償運動と言うのですが、本来の動きでない動きをするのです。

     

     

     

     

     

    体は自然を求めています。

    それに対して、代償してしまう。

    代償運動は、英語で「トリックモーション」といいます。

    的をついていますね。

    トリック、まさに「騙し」「ウソ」なのです。

     

     

     

    じゃあ、自分にウソをつかないようにするにはどうすればいいのか?

    と言うことになりますが、これには正解はありません。

    動きについては、その人にとってその時点の正解はありますが、万人に言える正解はありません。

     

     

     

    体の動きは私達コンディショニングトレーナーが教えることができます。

    でも、気持ちの持ちようを指導することはできません。

    こういう時はこう考えるといいのかも?

    ということは言えるのかもしれませんが、それにしてもそれぞれの性格、考え方、捉え方が違いますから、上手く行くことは少ないでしょう。

    痛みがある時も自分への騙しをなくしていけば、早く治ります。

    動かしたところは循環するからです。

    動かさなければ循環しません。

    片寄ったままです。

     

     

     

    誰でも嫌な事をしなければならない時はあります。

    我慢してやる仕事もあるでしょう。

    それらを100%排除することは不可能です。

     

     

     

    だから、そのようなストレスを受けた時にどう対応・反応するかを考えればいいと思います。

    それは皆さんひとり一人がご自身を高め、自分にウソをつかない状況を上手くつくって行ければいいのだと思います。

    私は現在そのようにして、病気や痛みから早く立ち直ったり、予防したりしています。

     

     

     

    心身二元論という考え方がありますが、やはり生き物は心が病めば体も病む。

    心身合一の考え方が実際の現象としてしっくりくるものです。

     

     

     

    自分の体に意識が及ばないほどに心と体が分離すると不具合が起きる。

    病気や痛みと言うのは、ある意味「心身合一を確認しなさい」というサインなのではないかと思います。

     

     

    体のどこかに不具合が生じれば、嫌でもそこに意識をしますから。

    でも誰でも痛みは嫌ですから、日々の心身合一(自分にウソをつかない)と体の姿勢や動作を意識して気づくコンディショニングをすることで健康が維持できると考えます。

     

     

     

    簡単ではないテーマですが、今年もどうすれば心身合一をつくれるか試行錯誤しながら精進して、そのコツをお客様にご提供したいと思います。

     

     

    健康であることが根幹。

     

     

    「どんなに才能があっても、

               結局、元気でなきゃだめ」

     

     

    この言葉とその深い意味を今年のテーマとして書いてみました。

     

     

    長々とお読みいただき、ありがとうございました。

     

     

     

     

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