痛みを考える人
JUGEMテーマ:フィットネス
皆さん足をぶつけた時って「痛っ!」ってなりますよね。
ぶつけた瞬間を脳が認識していますからすぐに反応できますが、例えばぶつけたことを認識していなかったら一瞬考えますよね。
脳では何が起こったの?と思考回路を働かせます。
そういう場合は別として、例えば腰が痛いと認識している人が体を動かした時に痛いかどうかを考えますか?
痛かったらその瞬間に痛みを感じますよね。
考えるまでもないと思うのですが、実際は痛みを考える人がいます。
そういう人は痛みを探すのだと思います。
「痛いところはないかな?」
「大丈夫かな?」
コンディショニングをした後、痛かったところがどうなったかを確認する時は怖さもありますので、不安な気持ちは拭えませんが、もうすでに痛かった可動域まで来て、いやそれ以上に動いているのに痛みを考える人がいます。
「ここまで曲げるとさっき痛かったでしょ?」
でも今は痛くない。
それは考える間もなく、痛くないんじゃないの⁉︎ (^-^)
しばらく考えて「痛くない」と言います。
この時に考えるのが悪いというわけではないのですが、痛みを考える癖が問題だと思います。
痛みの記憶って残ります。
腕を切り落としてしまった人が、ない腕が痛むなんて幻肢痛という痛みもあります。
脳が作り出している痛みを、こう動くと痛いんじゃないかなー?と先回りして考える思考回路をつくってしまうと、考えないと痛いかどうかわからなくなってしまいます。
そういう人は痛みに敏感というより、
不安に敏感だと思います。
「心配事の9割は起こらない」という本を書いた人もいます。
米ミシガン大学の研究チームでは、実に96%の心配事は起こらない!との報告もあります。
不安や心配事に敏感だと、つい先回りして痛みを探す。
痛ければ、痛いところで痛っ!ってなりますから、大丈夫です。
心配して身構えることも大事だと思います。
でも必要以上に身構えると疲れて、心身疲労します。
痛い時は痛い。
それならそれに対処すればいいです。
ちょっと痛いのは?
痛いと感じる手前で動いていればたいていが良くなります。
高重量のベンチプレスをやっているトレーニーに言うんです。
挙がるか挙がらないかギリギリの時(専門用語でスティッキングポイントと言います。)にひとこと。
「大丈夫❗️」
高確率で挙がります。(^_−)−☆
「頑張れ!」より「大丈夫」
いつも「痛いかどうかな〜」と考える人と、
「ちょっと痛いけど大丈夫」
と思う人ならどちらが身体の負担が少ないでしょうか。
大丈夫という言葉は私たちの脳や心の中に染みついています。
子供のころから大丈夫という言葉には安心感が含まれています。
痛みに対しての向き合い方は、現代人にとってとっても重要だと思います。
でも、ずっと同じ姿勢でいることは避けてくださいね!
座位での姿勢もバリエーションをもって良い姿勢が良いのではなく、姿勢を変えることが良いと考えています。
あと座っていると、骨盤が後ろに倒れすぎている人がいますから、あまりにも倒れていないかどうかを時々チェックしましょう!
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お読みいただき、ありがとうございました。
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- 2020.02.16 Sunday
- 健康
- 22:11
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- by 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】