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教え方も勉強します。
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    毎日、お客様にいろんなことを教えさせてもらっています。

    多くの人に“先生”と呼ばれます。

    日本では先生と呼ばれると偉いような気になることもありますが、単なる敬称の一つなんですね。

    医師、弁護士を始め士業に就く人、政治家、作家など、多くの人が先生と呼ばれます。

    ところがこの先生という敬称は、中国にいくと、日本語で言う所の「○○さん」にあたるようで、特別な敬称ではないんです。

    同じ漢字圏でも違います。

     

     

    ちなみに中国では日本の先生にあたる言葉は、“老師”になるそうです。

    日本では、目上の人のイメージとして使われることが多い“先生”ですが、私はそう呼ばれると少しむず痒い感じがします。

     

    先生と呼ばれると、何か高い地位にいるように勘違いしてしまい、驕りや甘えが出ると思うからです。

    やはり先生と言えば、学校の教師と医師がイメージにぴったり来ます。

     

     

     

     

    日常では様々な目的について、自己の知識と技術を使い教えるのですが、他のところで教わってきたことと、私が教えることの知識が合わないケースもあります。

    例えば、社交ダンスを楽しむお客様は、ダンスの先生から体の使い方を色々と教わります。

    ダンスをやるための知識と言うものがありますので、膝に負担がかかる動作でもやることがあります。

    だからダンスをしていて、膝が痛いと言う人が沢山いるようです。

    それはそうなるようにしているのだから、ある意味仕方がありません。

     

     

     

     

    でも、どうやってもそうはならないことを教わってくる場合があります。

     

    モダンダンスでは、お互いに組むことをホールドというのですが、その時に「肩甲骨を寄せてください」と教わります。

    そして、さらに「腕は前に出してください」と言われます。

    手を水平に挙げて、肩甲骨を寄せて見てください。

    腕はどちらに動きますか?

    前には出ませんよね。

    無理矢理やれば出せます。

    でも無理矢理ですから余分な力が入り、体は緊張します。

    それでは、やわらかく華麗なダンスは踊れません。

    腕を前に出したければ、肩甲骨は外側に開く(外転)方向にベクトルを持って行くことでやりやすくなります。

     

     

     

    こんな時どのように教えるか・・

     

     

     

     

    他者を否定することは前面に出しません。

    まず、体の仕組みを教えます。

     このように関節を動かせば、こうなりますよ。ということです。

    そして、体にとって自然な動きとはこうです。というもの。

     

     

    教えるときに大切と言うか、これを違えるとどうにもならないことってあります。

    このお客様が、ずーっと肩甲骨を寄せたまま腕を前に出そうと意識して踊っていたら・・

    その踊りで高評価が得られるのなら別ですが、そうでなければどうやろうとも上手くは踊れません。

    ダンスの先生が「そのようにして踊りたい」のならそれでいいのですが、それであれこれ言われてもどうにもなりません。

    こういう事って結構たくさんあるんです。

     

     

     

     

    体の仕組みを教えたら、あとはそれをどうやったら出来るようになるのか。

    それを練習します。

    その感覚をつかむ練習をするということです。

    肩甲骨を開く(外転)感覚がなければ、それを掴むためのご指導をします。

     

    そして、肩甲骨を外に開く意識をした方が、腕は前に出しやすいと分かれば、それでおしまいです。

    あとは実際のダンスでやってもらえれば自然に身についてくるはずです。

    ところが、これを過剰に教えてしまうと「教え上手」とは言えないと思うのです。

    ダンスのホールドで、腕を前に出すやり方はご指導した。

    あとは自身でどうやればその感覚が実践でつかめるか。

    どうやれば、その形をキープ出来るか。

    試行錯誤を繰り返すことで、得られる感覚だと思うからです。

    「すぐに答えが分かった方が良いじゃないか」と思う人もいるでしょう。

    ただこういう場合、答えというのは、お客様自身の中にあるものなんです。

    こちらが、「これです」と出せるものではない。

    そうなるようになるアドバイスはできるけど、答えではない。

    そのように考えています。

     

     

     

     

    ユダヤ人は、子どもに魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教えると言います。

    魚はもらえるものと思っていたら、いざという時、生きていけないかもしれません。

    生きていけないのは大袈裟としても教え方の要諦だと思うのです。

     

     

     

    私たちは、すぐに答えを知りたがります。

    学校教育で正解を求めることを訓練されてきたからだと思います。

    自分自身で時間をかけ、考え、感じ、そうして身についたものと言うものは簡単に忘れないものです。

    前々回のブログにも書いたお茶の世界もそうですが、腑に落ちるというのはそういうものだと思っています。

     

     

    過去ブログ『日日是好日−お茶とコンディショニング−』

     

     

     

    何もかも簡単に調べられる時代だからこそ、すぐに答えを欲しがる体質になっていないか時々自問します。

    簡単に得た答え、そうすると人はたくさんのことを一度に知りたがります。

    そしてたくさん教えると、どうなるか。

    かえって浅く少なくしか伝わらないものなのです。

     

     

    それは主体性を低下させます。

    教えることが上手な指導者は、答えを自分自身で導き出せる力を養うよう教える人です。

    即効性のある答えって、すぐに忘れてませんか?

    「いかに教えないか」も大事な教える技術の一つだと考えています。

     

     

     

    お読みいただき、ありがとうございました。

     

     

     

     

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    | 本橋正光【トータルフィットネス株式会社 代表取締役】 | パーソナルトレーナー | comments(0) | - |